7月、中国公演

7月16日、中国瀋陽の観光イベントに出演してきました。

昨年、中国地方都市でコンサートを行ったことが影響してか、
今年になって中国の各都市のイベントなど
あちらこちらから出演依頼のお話をいただくようになりました。
そのような中、7月16日に、ちょうどスケジュールを合わせることができたので、
遼寧省の省都・瀋陽市(旧奉天)に行ってまいりました。
(週に1便だけ成田から直行便がありました)

瀋陽市は中国東北部(旧満州)の主要都市で、世界遺産にも登録されている「瀋陽故宮」がある町。
今回は瀋陽市の観光イベント「国際旅遊節(International Tourism Festival)」のオープニング・セレモニーのゲスト出演でした。
(他に台湾・韓国、そして中国本土からトップ人気歌手や女子楽坊などが出演する楽しいイベントでした。)

日本代表という大役ですが私には日本語の曲がないので、
ボサノバの名曲「イパネマの娘(中国題:伊葩尼瑪的女孩)」と
「ラ・ヴィ・アン・ローズ(中国題:?瑰人生)」と
中国の名曲「夜来香(イェライシャン)」の3曲を歌って来ました。

楽屋付近で他の出演者の方とすれ違う時に、みなさんから『小野麗沙(シャォイェ・リーシャ)!』と声を掛けられ握手を求められ、一緒に写真撮影をせがまれてしまいました。出演時間が迫っていたので一部の方としか触れ合うことが出来ませんでしたが、初めて訪れた地方都市でも私のことを知ってくれているんだ、と知って大変嬉しく思いました。

【中華料理グルメブログ】
(あれも食べたいこれも食べたいとお願いしたため、たくさんの種類を頼んでいただいて、すっかり料理の名前を忘れてしまいました。素材だけは覚えていますので、それで許してください。)


(上から:豚肉料理、干豆腐料理、豚コラーゲン料理、豚肉料理)

今回の旅もたくさんのスタッフの方にお世話になりました。
中国側で窓口になってくれた向田さんとそのスタッフの方々、音楽評論家の関谷元子さん、
ヘアメイクの真弓さん、そして日本側コーディネイターの長野さん、岡本さん、
本当にありがとうございました。

ところが、帰国途中に事件が起こりました。
その長野さん、岡本さんが、帰りの飛行機に乗っていないのです!?事件発生?
一緒に通関して免税店まで一緒だったのに何故?

後で分かったのですが、免税店で岡本さんが買い物をしていたら、出発時間に間に合わなくなってしまったようです。
通常は、ファイナルコールがあって、全員が搭乗するまで遅延してでも出発しないはずですが、そこは中国のこと。
本人のお話を聞くと、目の前で扉を閉められて、いくらチケットを見せて説明してもダメの一点張りだったとか。
結局、預けた荷物だけ一足先に日本へ。(荷物は私たちが成田で無事回収しました。)

その後、現地で日本語か英語の出来る人を探したけども見つからず、途方に暮れていたそうです。
北京行きの飛行機は頻繁にあるので、北京に行けばいつかは日本へ帰れるだろう、と気楽に考えて
空港の外にタバコを吸いにいったら、見知らぬ中国人が日本語で話しかけて来て「これから関空にいく。」と・・・
急いで便名を聞き、カウンターに飛んでいったそうです。
そしてその日のうちに瀋陽⇒関空⇒成田の便を取ることができて、無事帰国したそうです。

色々なことがありましたが、とても楽しい中国の旅でした。
皆様も、ぜひ、機会がありましたら海外公演へもお越しください。
いつもとは違った楽しい体験ができるかもしれないですよ♪